大人達が子供達に期待すること

年度末。
出会いと別れの季節。
卒業式と入学式の季節。
 
それぞれの事情で離れる者もいれば、新たな仲間も加わる変化の多い季節。
 
入門の際、少林寺拳法に関心を持つきっかけとなったのは何かと訊ねてみると、動画サイトだという答えが多く、ネットの時代だとつくづく感じる。
 
現代人が動画サイトを通じて何に魅力を感じるのか、そこから何を求めているのかを読みとって、それを与えられる道院活動でありたいと思う。
 
さて、先日出席した幼稚園の卒園式。
そこで巣立つ園児達に先生からおくる言葉。
 
「他人に優しくしてあげられる人になってね。」
 
園長先生からも、担任の先生からも頂いた言葉。
 無垢な子供達の笑顔を前に、人生最初の教育現場の最後の言葉として自然に出た言葉だと思う。
 
我々大人達が身勝手ながら子供達に期待するのは、思いやりを持った人でつくる理想社会の実現であることを表しているように感じる。
新たな仲間と鎮魂行。
 
新たな仲間と易筋行。
 
外は小千谷らしく雪景色。
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