私が、少林寺拳法を始めたのは大学からです。友人に誘われたのがきっかけで、その友人と一緒に始めました。その時は、まだ大学支部として認可されておらず、最初の入門は新潟湊道院でした。その後、大学支部が設立されたので転籍しました。卒業後も少林寺拳法は続けていました。
新潟江南道院には、大学生の頃から練習に参加させてもらうなど、身近に感じていました。最近は、高校生への指導を主に活動しておりましたが、縁あって道院長を務めることとなりました。
①合掌礼…きちんと向かい合って挨拶すること。お互いを敬うこと。感謝すること。
②作務…謙虚な姿勢や心を磨くこと。
③基本を疎かにしないこと。
④それぞれの体力に応じた修行をすること。
⑤永続して行うこと。
開祖は子供達に向かって、「自分で自分をあきらめるなよ」と言っていました。また、「老人も、また男も女も、年齢に応じ、体力に応じて、楽しくへだてなく修行」できる場が道院だとも言っていました。
少林寺拳法の修行を通して、自分を鍛え、お互い協力し合える関係を築いていける場となることを目指しています。
今は大人のみです。仕事をやりながら時間をやりくりし、それぞれが目標を持って活動しています。
普段は、作務、基本突、移動突、法話、法形練習と進めていきますが、時間をかけて一つの技に取り組むこともあります。お互いに技を掛け合い、教えたり教えられたり、協力しながら練習しています。
休憩中は、仕事の話や普段の何気ないことなどの話題で盛り上がることもあります。和やかな雰囲気の中で修練に励んでいます。
今は、社会人ばかりです。仕事の関係で全員がそろうことは少ないのですが、それぞれ目標をもって、また体力に応じて修練に励んでいます。
時に、年齢を忘れて頑張りすぎ、後から痛い思いをすることもありますが、お互いにあれこれ言いながら、技をかけあうことが楽しいひと時です。
みんな仲がよく、練習の合間の語らいも楽しみの一つです。