先代道院長から体調不良で道院をどうするかとの相談をうけ、幹部拳士で相談した結果、新発田道院の一期生で残っていた私に後を継げという事に成り道院長となりました。
私自身は、せっかく新発田の地に出来た道院をなくすことが忍びなく道院長に挑戦することにしました。
ただ、道院長になってから3年くらいは金剛禅の教えの理解や技法の未熟さに苦労しました。おかげで自分自身が大きく成長出来たと思います。
教義に関しては、分かりやすい言葉つかいに気を付けています。
年少さんから大人まで年齢層が幅広いため特に気を付けています。
技術的には、その人に会った指導と言う事です。性別、年齢、身体能力など様々な条件の人が楽しく修練出来るようにと思っています。
修練日や修練時間など制約はありますが、いつでも何時でも自由に顔を出せるような道院にしたいと思います。
社会人はどうしても時間の制約があり、所定の時間に道院へ来られないときが有ります。
今から行ったら30分も出来ないようなときでも、顔を出したくなるような道院にしたいと思います。
年齢層が幅広いことと、年代別の人数が少ないため家族的な雰囲気がありジックリ修練することが出来ます。
ただ、青年拳士が居ないため武的要素を求めた場合には力強さに欠けて見えるかもしれません。
私は恒例ため体が硬く思うように動けないのですが、腰が回らないときは体の移動でカバーした方がよい等の指導をしてくれたりと、個人の特性に合わせた練習をしてくれます。
私が長く続けられる理由がここにあります。